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仇討ち 6

郷士は百姓らしくもあり、士らしくもある。

足軽の身分を隠すのに格好のことである。

交通の少ない当時としては、関西の足軽程度のものとしては身分を
誤魔化すのに当たって、関東の地理に暗くて思いつく地名が
なかったのであろう。

そこで聞き覚えのある彦根の支藩、佐野藩の郷士くらいしか
もっともらしい地名をいい得なかったのであろう。

とにかく貞義は逃げ延びた。

水戸藩としては、刺殺であれ、ピストルであれ
そういう不名誉な死に様を、殿様がしたとなると
当時の法制上、また 情勢上、お家断絶である。

また、幕府としては、当時水戸派を中心の尊王論と
彦根を中心とする、佐幕派とが日本中で争乱している最中に
水戸の殿様が彦根人の手で、刺殺されたということを
公表したのでは、天下の騒動を一層大にして、
ひいては、幕府の存続が危うくなる。

依って、斉昭は、急に病が重くなり
亡くなったということにした。

そして、幕府は、この御三家の筆頭水戸家に対し
江戸城の御殿医を遣わして、病気見舞いをさせた。

その御殿医、松本氏は、明治になって
東京お茶ノ水に、順天堂病院を開いた人である。

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