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地平線

満州平原の夕日は

どこまでも赤く、果てしない地平線が続く

真っ赤に落ちゆく太陽は、大きくて

異国だということを忘れた。

満州国は、日本の領土という教育だったので
極楽黄土ということを疑うこともなく
アジア号に乗ってやって来た。

敗戦になることなど疑うこともなかった。

家にはオンドルがあり、氷点下20度になっても暖かだった。

8月15日を境に、髪を切り 顔に炭を塗り
夜は、天井裏に逃げた。

社宅仲間だった100人ほどの人は、引き揚げ船の出るチンタオまで歩いた。

満州にやって来て眺めた、あの夕日は
真っ赤に燃えていた。

累々とした遺体を越えて、ただ歩いた。
赤ん坊を背負う人は、ぐったりと息をしていない我が子に気づくこともなかった。

ふるさと日本を目指して
ただひたすらに歩いた。

血の色に見える、夕日の中を・・・

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Secre

ゆかりんさん、こんばんは(//▽///)

此方のURL、ありがとうございます♪うれしい!(//▽///)


・・・・宮尾登美子さんの自伝的小説、「朱夏」を思い出しました。。

政府の方針を何も疑わず、
良かれと思って大陸に渡っていった日本の人々の、
そんな現実が、確かに
あったのでしょうね~・・(= =;)

ティ-さん
こんにちは

義母は、大陸からの引き揚げ者でした。
私達は、奉天にいたからまだよかった。
開拓民の人々は、奉天に逃げてくるまでに
襲われたりして亡くなったのよ。

そう話していました。

お義母様が・・


・・・ゆかりんさんは、

たくさんの皆様の想いを、受け止めて

つないで、いっていらっしゃるんですね。

ティ-さん
こんにちは

いろいろと聞いていますが
思い切ってかけないこともたくさんあります

それだけ悲惨だったということです。。ね
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